【報告】IPS研修会

7月14日、15日2日間にわたりに桜ヶ丘記念病院 地域連携室主任 中原さとみ氏をお迎えしIPS研修会を開催しました。

1日目は約90名の就労支援に携わっている支援者を中心に講義をして頂きました。

IPSは、支援者がチーム一丸となり連携しあいながら彼らを信頼し,可能性を信じること,本人に働きたいという希望さえあれば、重い障害を持つ人であっても本人の興味、技能、経験に適合する職場で短時間でも働くことが出来ると希望を伝えていくことが重要となるとの話を頂きました。

2日目は、精神科病院に令和4年度から新設された「療養生活継続支援加算」についての講話、グループワークを行いました。

「療養生活継続支援加算」がIPS支援とどう結びつけて活用できるのかや、自事業所でどう活用できるのかなどを話をしたりしていました。また、事例を元に実際の支援計画書の作成を行う実践形式も行い今後の支援に活かせるセミナーとなったと思います。


参加者頂きましたみなさまからのアンケートでは、「効果的な面接スキルに関しては理解しているつもりではありましたが、実際に実践できているかと言われると反省する点が多々ありました。本日は大変勉強になりました。」

「これからIPSについて詳しく学んでいきたいと思います」など皆さんから貴重なお話を聞けたとのことでたいへん喜ばれていました。

私たちのセンターでも実務に直結する内容となっていて実りの多い研修となりました。

※中原氏が翻訳、出版に携わった本やIPSのパンフレットなど



沖縄県南部地区障害者就業・生活支援センター ブリッジ

沖縄県糸満市にある医療法人陽和会南山病院に、令和2年4月から沖縄県南部地区を管轄として、障害者就業・生活支援センター事業を厚生労働省や都道府県から委託され、関係機関と連携しながら、障害のある方の支援と、企業への雇用支援を行います。